【銀魂75巻】銀さんと高杉のボケツッコミにほのぼのしつつ弟子たちの2年間をまとめてみた

銀魂75巻

77巻で銀魂が最終回を迎えて早1年が経ちましたが

私はまだ読んでいません!

最終巻を入手したまま、1年間も寝かしています。。。

なんだか、すぐに読む気になれなかったんですよね。

終わってしまうのが寂しくて。

1年経ってようやく、銀魂の最終回と向き合う心の準備が出来たので!

ってか今を逃したら、もうずっと読めたない気がするので!

【追記】
原作はまだ読んでないけど、映画は観に行きましたよ!

ってか、原作ちゃんと読み終えてから観に行けばよかったな。。。

これもまた「気まぐれ」にレビューしたいと思います。(いつになるかな~)

※これ以下はネタバレ感想です。まだ読んでいない方はこちらからどうぞ!

あらすじ

得体の知れぬ者たちから執拗に追われる銀時。その懐には、追っ手がなりふり構わず奪い取ろうとする代物が・・・。行方を暗ませていた二年間、銀時の身に起きた人智を超えた出来事と、その時手に入れたモノとは!?

引用:銀魂第75巻

吉田松陽の弟子3人は、この2年間をどう過ごしていたのか?

77巻では、銀さん、高杉、桂の3人が過ごした2年、そして3人の目的について描かれています。

それぞれの2年間をまとめてみました。

銀さん

「虚=吉田松陽(今はそのどれでもない全く別の形をしているかもしれない)」が生きていると確信していて

その手掛かりを探すため、一人江戸を離れて全国津々浦々、龍穴をめぐる旅をしていた。

そして、肉の塊から赤子に形を変えた虚=松陽にたどり着く。

一度はその赤子を殺そうとしたけれど、結局できず。

すごいスピードで成長していくソレを育てながら旅をしていたが

ある日奈落の追っ手にかかり、虚=松陽から自らの心臓を託された。

高杉

敵艦隊で死闘を繰り広げ、解放軍を食い止めた2年前のあの日

瀕死の重傷を負っていた高杉は、船内に残る天導衆の残骸=虚の因子を一掃しようとしていた。

そこへ、天導衆=虚の血を持ち去ろうとする解放軍の残党にメッタ刺しに!

命尽きかけたその時、最後の力を振り絞り

朧の遺骨を自らの心臓に埋め込んで一命をつなぎ、ひと時の不死の力を手に入れた。

そして、虚の因子を根絶やしにして、かつて繰り返されてきた過ちを断ち切るため

この2年暗躍していたのだった。

ドナルド・ヅランプ(笑)になったのは、国の復興のためでもあったけれど

「政府中枢を握り、この国の末端にまで網を張りめぐらし、虚ろにまつわる全ての動きを把握し備えるため」でもあった。

「俺には俺の義の通し方がある」

その中で「星芒教」という組織にたどり着いていた。

新たなワード「星芒教」とは?

この2年で地球は劇的な復興を遂げていた一方で

アルタナを狙うテロが各星で多発していた。

そのテロ組織は「星芒教」の信徒で、星の力「アルタナ」を崇める辺境の星の宗教。

彼らが崇めるその偶像が鳳凰=「不死」

そしてその神こそが、虚。

戦争により全てを失い、希望をなくした人たちは

「失ったものをとり戻せるかもしれない」
「全てをやり直せるかもしれない」

という幻想に駆られ、不死を求めて虚の血を求めた。

それが2年前の、解放軍が虚の不死の血を持ち去った事件。

この思想により「星芒教」は広まり、

天導衆の残党は、肉体破壊を制御する術を発見し、「星芒教」を取り込んで勢力を拡大していた。

教団は虚を手に入れて、その肉体から完全なる「不死」の製法を見つけようとしている。

その要が、銀さんの持っている

心臓。

不死の技術の確立には、膨大なアルタナが必要で、教団はテロにより各地の星でアルタナを集めていた。

次の標的は地球。

虚の体があるのは・・・江戸。

先生を救いたい3人の想い

銀さんも、高杉も、桂も。

同じ目的を持ってそれぞれの2年を過ごしていた。

「先生を救いたい」

ただその一心で、それぞれのやり方で動いていた2年。

桂は銀さんや高杉とはまた別のアプローチでその目的を果たそうとしていて

この人はやっぱやり方賢いなぁと思った。

素直に、一言感想を述べるなら。

この弟子たちは
どんだけ松陽のこと好きなんだろう。
どんだけ大切な存在なんだろう。

ってこと。

ここまでして師を救いたいと思えるなんて。

全て、10年前の攘夷戦争から志は一貫していたんだね。

「先生を救うとは何なのか?」

高杉はこう言った。

「ただ救いにいこうぜ」
「奴等から 呪われた因果から 先生を救い出しにいこうぜ」
「今度こそ」

・・・かっこいい~~~~!!!

そして銀さんと高杉の2人は江戸に降り立った。

先生を救う・・・

どんな形で、彼らは先生を救うことになるのだろう??(←すでに救える前提で話進めております。)

最後は先生は普通の人間になったりするかな?

これもまた、人智を超えたミラクルで。

それとも、すべて抹消して

それこそ松陽が望んだとおりの結末になるのだろうか・・・。

朧の次は、柩?

この人誰だっけ・・・。

と思って73巻まで読み返してみたら、いました!

定春と戦って、銀さんにやられた人!

この人も虚の血を受けていて、復活していたけれど

朧や高杉と同じく、やはり長くはもたなそう。

最後の彼の顔のカットが、なんとなく意味深長な・・・。

出典:銀魂 第75巻

ところで・・・どうした神楽!

75巻冒頭で、神流は神楽の娘じゃなくて

神楽自身だと判明!

さすが江華さんの娘、美人さんに成長中!

そういえば紅桜篇で武市変態も「あと2年したらすごいから」って言ってましたね。(^^;

そんな神楽は、定春を助ける方法を探るための2年の旅の中で

身体を自在に若年化・老年化できる技を習得していた。

これは以前戦った敵が使っていた気功の応用。

コミック70巻:第635訓に出てきましたね!

出典:銀魂 第70巻

それを伝授してくれたのは「あの男」。

誰だろ?やっぱ神威??

夜兎のポテンシャルってすごいんだな。(感嘆)

そうまでして手掛かりを探していた神楽だったが

・・・それでも定春を救う方法は分からなかった。

私もペット(犬じゃなく猫だけど)を飼っているから、

神楽が定春を助けたいという必死な想いは、飼い主として非常に共感してしまいます・・・。

だって、ペットといえども大切な家族だもん!!!

上記で73巻を読み返した時に、定春のシーンでまたウルっときてしまいましたよ。

定春も、どんな形で救われるんだろう・・・。

【まとめ】余命幾ばくもない高杉の「素直」にキュン。

2年後の高杉は、今までのどれでもないくらい優しくみえます。

本来はこういう人だったのかもしれないけれど
余計なもの剥ぎ落として、自分に素直になったからなのかな。

船員に「待たせちまってすまねぇな」とか

銀さんに掛けたいろいろな言葉からも、優しさが溢れてる・・・。

船上で、振り返って「やっぱ来ねえか」って言ったのは

銀さんだけでなく、また子と武市センパイのことでもあったんだね。

高杉も、仲間に会いたかっただろうけど

目的のこと考えると巻き込む訳にもいかなかった。

切ないなぁ・・・。

高杉が吐血する姿には

あぁやっぱり、史実のようにいくんだなって

驚きよりも、納得に近い感情でした。

そして、2人で江戸に降り立つシーン。

出典:銀魂 第75巻

いつぞやはすれ違っていた2人が

今こうして同じ方向へ向かい歩いているのを見ただけで

不思議な気持ちになると同時に、しみじみしてしまう。

ここまで来たんだな
最終回近いんだなって。

そんなしみじみモードも束の間。

75巻の最後は銀魂らしく、ふんだんのギャグで締めくくられていましたね。(笑)

高杉のビジュアルでここまで落とせるのは、最終回が近いからこそなのか?!(笑)

【おまけ:情報ツウ、高杉】

・・・にしても、高杉って本当情報通ですよね。

桂は政府の要人になることで、その情報を集める術を持つことができたのは分かったけど

高杉はどうしてそんなに詳しいの!?

虚の肉体が生きていることも知っていたし、星芒教の名前までは出さないにしても

の組織の存在と目的を知っているようだったし・・・。

彼一人でどうやってここまでの情報を集めたのか!?

75巻最大の謎。(笑)

やはり人たらしの成せる業!?

銀魂75巻の評価
ギャグ度
(4.5)
シリアス度
(4.5)
2年間の過酷度
(5.0)
高杉が面白い度
(5.0)
総合評価
(5.0)

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